野菜マシマシプロジェクト

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ページID1052251  更新日 2024年10月28日

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野菜マシマシの取組経緯

1 静岡県の健康課題

本県の健康寿命は、全国5位とトップクラス(表1)を維持していますが、死因別死亡状況の統計である標準化死亡比(SMR)でみると、脳内出血を始めとする脳血管疾患で亡くなる方が全国より多くなっています(図1)。また、脳血管疾患は、介護が必要となった主な原因の第2位でもあります(表2)。
健康寿命の延伸のためには、脳血管疾患を予防することが重要です。

表1 健康寿命(令和元年)
  男性 女性
静岡県 73.45歳(5位) 76.58歳(5位)
全国 72.68歳 75.38歳

※健康寿命:「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のこと。

図1 全国を基準とした標準化死亡比(SMR:standardized mortality ratio)(H29ーR3)

図1

 表2 要介護度別にみた介護が必要となった主な原因(令和4年国民生活基礎調査)

表2

2 減塩の取組

そこで、脳血管疾患発症の主な危険因子の1つである高血圧対策の一環として、静岡県では、H27年度に「お塩のとりかたチェック票」を開発、H28 ~「減塩55プログラム」に取り組んできました。

3 プロジェクトの立ち上げ

今まで取り組んできた食塩の摂取量を減らす「減塩」に加え、野菜に多く含まれる「カリウム」が、余分な食塩(ナトリウム)を体の外へ排出する手助けをしてくれる点に改めて着目しました。
しかし、県民の1日あたりの野菜摂取量は、国の目標摂取量である350gに対して、男女とも(70g~100gほど)大きく不足しており、全国的にも、(それぞれ、36位、41位と)低い順位となっています(図2)。
そこで、県民の野菜摂取量の増加を産学官連携で目指す「野菜マシマシプロジェクト」を立ち上げました。

※腎臓の機能が低下している方は、主治医の指示に従って下さい。

<プロジェクトメンバー>
所属 氏名

株式会社にしはらグループ 代表取締役社長

西原洋平 氏
料理研究家・インスタグラマー 松山絵美 氏
特定非営利活動法人NPOサプライズ 代表理事 飯倉清太 氏
静岡社会健康医学大学院大学 准教授 溝田友里 氏
静岡県立大学食品栄養科学部 講師 串田修 氏

 

図2 全国の野菜摂取量

図2

産学官連携イメージ写真

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令和4年度までの取組

産学官連携で開発した「野菜マシマシ」餃子が期間限定で登場!(終了しました)
 ●販売期間:2023年3月1日~2023年3月31日

普段野菜をあまり食べない人でも、餃子ならついつい食べてしまう。
そんな「自然に野菜を食べることのできる環境づくり」を目指し、県が、外食企業、料理研究家・インスタグラマー、地域づくりNPO、静岡県内の大学とタッグを組み、「野菜マシマシ」餃子を2種類開発しました。
開発した餃子は、令和5年3月1日(水曜)から、自動販売機等県内7か所において期間限定で販売しました。

(1)餃子の特徴

<餃子の特徴>
旨味たっぷり餃子 れんこんのシャキシャキした歯ごたえとかつお節と昆布の旨味がたっぷり感じられる和風仕立て。
スタミナ旨塩餃子 ほうれん草と長ネギをメインに、ニンニクを効かせたガッツリ感溢れるスタミナ仕立て。タレなしでもおいしい。
  • 料理研究家・インスタグラマーの松山絵美氏監修。
  • 肉不使用ながら満足感を追求。

(2)販売場所一覧

<自動販売機>
設置場所 住所
一番亭 長泉町下土狩店 長泉町下土狩御嶽堂323-4
一番亭 伊豆長岡店 伊豆の国市長岡250-8
かつ銀 静岡SBS通り店 静岡市駿河区中村町225-1
にしはらグループ本部 三島市富田町3-30
修善寺 うさぎ薬局(寄付型自販機) 伊豆市小立野90-1
<無人販売店>
設置場所 住所
かつ銀 沼津東椎路店 沼津市東椎路464-1
一番亭 富士宮阿幸地店 富士宮市東阿幸地698

 

野菜マシマシプロジェクト第1弾チラシ

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令和5年度の取組

1 野菜マシマシキャンペーンの実施

本県の健康課題である脳血管疾患の予防対策として、県では、市町や協力企業とともに、8月31日(やさいの日)を中心に、「野菜マシマシ」をキーワードに、市町や企業と連携し、県民の野菜摂取量の増加を目指す『野菜マシマシキャンペーン』を展開しています。(令和5年度は民間企業等との連携強化を検討しており、県内企業等、幅広く皆様からのご意見募集しております。本キャンペーンにご興味のある方は健康福祉部健康局健康政策課までご連絡お待ちしております。)

キャンペーン内容については、一覧のとおりです。随時更新予定です。

2 取組の紹介

(1)スーパーマーケット、調味料製造メーカーが県と協働して、県民の野菜摂取増を応援!

エスエスケイフーズ株式会社、株式会社タカラ・エムシーから『野菜をもっと食べよう!野菜マシマシキャンペーン』(令和5年6月1日〜6月30日)を県と協働して取り組む旨の提案があり、6月1日(木曜)にキックオフイベントを実施しました。

イベント当日は明治安田生命保険相互会社による『べジチェック®』測定会やちゃっぴーとの撮影会を行いました!!

(2)野菜マシマシ餃子を作ってみました! 

令和4年度に、産官学連携で開発した「野菜マシマシ」餃子の元になった料理研究家・インスタグラマーの松山絵美氏のレシピを参考にした、料理教室等が開催されましたので紹介します。

(3)その他、野菜マシマシに関連した取組みを紹介します!(報告時期順)

3 啓発物の紹介

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令和6年度の取組

1 野菜マシマシキャンペーンの実施計画

本県の健康課題である脳血管疾患の予防対策として、県では、「野菜マシマシ」をキーワードに、県民の野菜摂取量の増加を目指す「野菜マシマシキャンペーン」を本年度も野菜の日(8月31日)を含む8月~10月を中心に展開しています。現時点で、県内で行われている「野菜マシマシ」の取組を下記に御紹介します。随時更新予定です。

なお、県では本主旨に賛同し、「野菜摂取量の増加」の取組を行う市町、地域、施設、企業、団体等を募集しております。本キャンペーンについてご興味のある方は、健康政策課まで御連絡ください。

 

2 取組の紹介

静岡県の各健康福祉センター、市町、給食を提供している施設(事業所、保育園等)などで行われた取組を紹介します。(順不同、敬称略)

3 関連の取組

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉部健康局健康政策課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2404
ファクス番号:054-251-3219
kenkouseisaku@pref.shizuoka.lg.jp