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質問Q25　ツバクロ発生土置き場は、「適地ではないので認められない」という前提で対話をしているのですか。

回答

県は、ツバクロ発生土置き場を認めないという前提で対話しているのではありません。

ツバクロ発生土置き場が計画されている南アルプスは、脆弱な地形・地質であり、国土交通省河川局砂防部監修、独立行政法人土木研究所作成の「深層崩壊推定頻度マップ」において、深層崩壊が発生する頻度が「特に高い地域」に分類されています。

また、専門部会委員から、発生土置き場があることにより下流側に影響を及ぼす懸念が指摘されています。

このような特殊な場所に大規模な盛土をすることに対し、県は、事業者であるJR東海に対し、懸念を払拭することのできる説明を求めています。

この懸念が解消されれば、ツバクロ発生土置き場について、地域の理解が得られ、認められるものになると考えています。