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質問Q25 環境保全措置について、県専門部会ではどのような対話をしてきたのですか。
回答
令和5年12月に、国有識者会議がとりまとめた環境保全に関する報告書を踏まえ、残された課題と新たに生じた課題を以下の5つの区分に分類し、「今後の対話項目」として17項目を整理し、生物多様性部会専門部会においてJR東海との対話を進めてきました。
- 沢の水生生物等への影響
JR東海が令和7年秋に実施した沢の上流域における動植物の生息状況等の調査結果などを踏まえ、モニタリング対象となる33沢それぞれにおける重要種・指標種の確定・選定結果を確認しました。
衛星画像等を用いた水生生物等の生息環境の変化の推定結果に基づくトンネル掘削に伴う生物への影響予測が適切であることを確認しました。 - 沢の流量変化
トンネル掘削に伴う流量減少の予測の根拠となった断層の区分について、調査結果に応じて適切に区分されているかを確認しました。
沢の流量変化等を把握するモニタリングが適切に計画されているか確認しました。
JR東海が行う環境保全措置の順応的管理について、具体的な手順を確認しました。 - 回避・低減措置及び代償措置
トンネル掘削に伴う流量減少の回避・低減措置として、薬液注入の計画が適切であることを確認しました。
代償措置として示されたネイチャーポジティブ貢献措置について、「リニア工事によって損なわれる南アルプスの自然環境と同等以上の自然環境の保全・創出が期待できる」とするJR東海の説明が妥当であることを確認しました。 - 高標高部の湧水と地下水のつながり
千枚小屋付近などの高標高部の湧水について、成分分析やボーリング調査などの結果から、トンネル掘削の影響で湧水が減少するリスクが小さいというJR東海の説明の妥当性を確認しました。 - 大井川本流の水質・水温の変化による底生生物等への影響
トンネル湧水の放流時の濁りについて、水生生物の無被害濁度を踏まえた管理基準値の設定と、管理基準値を超過した場合のリスク管理を確認しました。
トンネル湧水の水温について、深度を考慮した推定結果を確認し、放流後の河川水温について、現況水温を目標として、河川水温の上昇に対する低減措置を実施することを確認しました。
トンネル湧水に含まれる可能性がある自然由来の重金属等について、放流後の河川において環境基準値以下となるようにトンネル湧水を管理する方針と対応の妥当性を確認しました。
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