畜産物

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ページID1034168  更新日 2023年1月11日

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志太榛原地域には、おいしいお肉を提供してくれる牛や豚が飼養されており、肉用牛は島田市及び藤枝市で多く飼われ、豚は牧之原市で多く飼われています。

志太地域の肉牛生産は、藤枝市で昭和20年代後半に、春に水田の耕作に使った役牛を肉用として肥育し、年末に出荷したことが始まりです。現在では主に黒毛和種や、ホルスタインの母牛に黒毛和種を交配した交雑種が飼養されています。黒毛和種は芸術的ともいえる「さし」の入った「霜降り肉」が特徴です。交雑種は黒毛和種より体格が大きく、黒毛和種ほどではありませんが「さし」も入り、価格もリーズナブルです。

豚は、主に牧之原台地で飼養されています。かつては、茶畑や野菜畑に入れるたい肥を作るため、多くの農家が庭先で豚を飼っていましたが、現在は専業化が進んでいます。

一般に市販されている豚肉は、大ヨークシャー種とランドレース種を掛け合わせた母豚に、デュロック種を交配した、それぞれの“いいとこどり”の「三元交配」で生産されています。

これらのお肉は必須アミノ酸のバランスが良く、良質なたんぱく質の供給源です。また、各種脂肪酸のうち、お肉のおいしさを左右するといわれるオレイン酸にはコレステロールを下げる働きがあることが報告されています。

特に豚肉には糖の代謝に関与し、疲労回復を助けるビタミンB1が豊富に含まれており、ヒレ肉110g(もも肉120g)で成人女性の1日のビタミンB1の推奨量(1.1mg)が満たされるほどです。ちなみに牧之原市(旧相良町)は、そのビタミンB1を発見した鈴木梅太郎博士の故郷でもあり、何か縁を感じますね。

さて、お肉を食べるときは、栄養バランスも考えて野菜を一緒に摂りたいですね。そこで、これからのおすすめは「レタスしゃぶしゃぶ」。お肉と一緒にレタスをしゃぶしゃぶして、ぽん酢でいただきます。薄く切ったダイコンもさっぱりとしておすすめです。この地域名産の農畜産物を組み合わせた「地産地消」のメニューを楽しんでみてはいかがでしょうか。

写真:扇風機で涼む牛
暑い夏は、牛も扇風機で涼んでいます
写真:元気な子豚たち
元気な子豚は好奇心いっぱい!

このページに関するお問い合わせ

志太榛原農林事務所 総務課
〒426-0075 藤枝市瀬戸新屋362-1
電話番号:054-644-9206
ファクス番号:054-644-9209
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