(4)豊かな暮らしの実現(ウ)地域の価値を高める交通ネットワークの充実

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ページID1052394  更新日 2023年3月1日

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令和5年2月県議会定例会知事提案説明要旨

【3.人づくり・富づくりを着実に推進する取組】(4)豊かな暮らしの実現

次に、カーボンニュートラルポート(CNP)の形成についてであります。

清水港につきましては、国、県、企業等が連携した「清水港カーボンニュートラルポート形成計画」を、今年度末までに策定いたします。また来年度は、清水港に続き、御前崎港についても、港の特性を活かした計画を策定してまいります。

温室効果ガス排出量が多い港湾地域において、多様な主体が参画する脱炭素化の先導的な取組を、集中的に進めてまいります。

次に、富士山静岡空港についてであります。

富士山静岡空港の令和4年の搭乗者数は、行動制限の緩和や全国旅行支援の効果などにより、国内線の需要が回復し、昨年の約2倍となる31万7千人となりました。

国内線につきましては、昨年に比べて運航期間は増加したものの、引き続き期間運航となっている全日本空輸に対し、通期運航を働きかけるとともに、観光関係者とも連携し、インアウト双方向での利用拡大を図ってまいります。

令和2年3月以降、全便が欠航・運休となっている国際線につきましては、県議会、経済界などの皆様の御協力の下、オール静岡による働きかけが実を結び、約3年ぶりの運航再開が実現いたしました。まず、今月25日には韓国から、来月23日等にはベトナムからチャーター便がそれぞれ運航されます。また、来月26日には、韓国路線が週3便で運航を再開いたします。

令和5年度は、コロナ禍前への回復に向けた移行期と位置付け、富士山静岡空港株式会社や、市町、関係団体等と連携して、航空会社等への働きかけを一層強化いたします。台湾路線や中国路線の運航再開、さらには、新規就航路線の開設など、令和6年度の富士山静岡空港の完全復活を目指し、全力で取り組んでまいります。