実践NOTE574 「学び合う教室・輝く個の育成 ~どの子も自分の言葉で語る授業を目指して~」
「学び合う教室・輝く個の育成 ~どの子も自分の言葉で語る授業を目指して~」
静岡市立西奈南小学校 教諭 市川史恵
合言葉は「授業で違いを楽しもう!」
自分の言葉で学び、語り、関わり合い、つながっていく、そんな学び合う教室・輝く個の育成の実現のために、実践を行いました。
自分の言葉で学び、語るために
授業の中に選択肢が増えることは、学力差に関係なく誰もが自分の考えを表現できる手立てとなり、個別最適な学びにつながります。自分の考えを持つためには、考えづくりの段階で、学力差や特性、個々の能力に最適な表現方法を知り、それを最大限活用していくことが大切です。年間を通じて、「自分の考えを整理する方法」「自分の考えを表現する方法」を積み上げて習得し、活用することを大事にしました。
関わり合い・つながっていく
毎朝のトーキングゲーム、学習サイクル・表現方法の明確化、既習事項の活用、学びウォーキング、年間を通じた取り組みにより、授業の中で個別最適な学びと協働的な学びを自由に往還する力を身に付けることができました。自分で考えを形成する力、他者と関わり合う力を付けた子どもたちは、授業を通して自分の良さや友達の良さが分かるようになりました。
最後に
学力差を超えて、楽しみながら、関わり合い、認め合い、お互いの良さを生かすことで、新しい価値に出会える可能性はぐんと広がります。どの子も自分の言葉で語る授業こそ、学校教育の多様である価値を最大限に引き出し、子ども一人一人の可能性を輝かせることができると信じ、今後も挑戦していきたいです。
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