由比地すべり管理センター

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ページID1077512  更新日 2025年10月17日

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由比地すべり管理センターとは

由⽐地すべり管理センターは、264haの広⼤な地すべり地を適切に管理するため、林野庁が⾃動観測システムによる地すべり挙動の監視等を⾏っていました。直轄事業の概成により、平成12年3⽉30⽇から静岡県が引継ぎ管理しています。

位置図

由比地すべり管理センター
由比地すべり管理センター(平成12年度撮影)

開館・休館情報

開館時間

10時00分~12時00分、13時00分~16時00分の間で見学できます。

休館日

火・木曜日、祝日、12月29日~1月3日、その他臨時で休館することがあります。

由比地すべり管理センターの設置目的

(1)災害時の現地防災対策拠点

広⼤な由⽐地すべりを、現在でもリアルタイムの⾃動観測システムで監視しています。

(2)図⾯資料等の管理保管

第3次国直轄地すべり防⽌事業(昭和50〜平成12年度)で実施された調査報告書、⼯事図書・⼯事図⾯、パンフレット等を保管しています。

(3)地すべり防⽌技術の普及

館内の⾒本室に展⽰している各種資料のほか、敷地内で屋外にあるシャフト⼯の実物⼤模型を⾒学できます。

2
由比地すべり災害の歴史について説明
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模型による地すべり防止工事の説明

由比地すべり災害の歴史と特徴

静岡市清⽔区の駿河湾に⾯した由⽐地区は、急峻な地形で古くから多くの地すべりが発⽣しています。

由⽐地区の地すべりの歴史の中で特に⼤きな地すべりは、安政5(1858)年、昭和23(1948)年、昭和36(1961)年、昭和49(1974)年等があり、安政5年から昭和49年までの117年間に26回、およそ5年に1回の割合で地すべり災害を受けています。

また由⽐地区には、東名⾼速道路、国道1号、JR東海道本線といった⽇本の交通の⼤動脈が集中し、⼤規模な地すべりの発⽣は、国内の経済活動に甚⼤な被害を及ぼすおそれがあります。

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【凡例】
(1)由比地すべり管理センター
(2)東名高速道路 (3)国道1号 (4)JR東海道本線 (5)県道
(6)東海道新幹線 (7)林野庁直轄由比地区地すべり防止区域
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濁り沢の地すべり【昭和26年6月】
6
寺尾沢の地すべり【昭和36年4月】
7
濁り沢の地すべり【昭和49年7月】
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今宿地内の被害状況【昭和49年7月】

地すべりの対策工事

約40年間にわたって対策工事が実施され、その時代時代の地すべり対策の最新技術が採⽤されてきました。

 

(1)第1次国直轄地すべり防⽌事業【昭和23〜30(⻄暦1948〜1955)年度】

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練積堰堤⼯
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杭打⼯(⽊杭)

(2)第2次国直轄地すべり防⽌事業【昭和36〜40(⻄暦1961〜1965)年度】

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排土工(1)
12
排土工(2)

(3)第3次国直轄地すべり防⽌事業【昭和50〜平成12(⻄暦1975〜2000)年度】

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鋼管土留工
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シャフト工

このページに関するお問い合わせ

交通基盤部河川砂防局砂防課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3044
ファクス番号:054-221-3564
sabo@pref.shizuoka.lg.jp