令和5年度第1回スマートイチゴ研究会を開催しました

6月14日（水曜日）、藤枝総合庁舎会議室で令和5年度第1回スマートイチゴ研究会を開催し、生産者、農林事務所職員22人が出席しました。

 

 

研究会の概略

本研究会は、志太榛原農林事務所が主催し、管内のイチゴ新規就農者、新規参入者を対象に実施しているものです。就農5年以内に高設栽培で8t/10aの収量を達成するため、複合環境制御、日射比例給液、省力栽培方式などの栽培技術を習得することを目的としています。

第1回研究会の内容

1 現地の優良事例

10a当り1,000万円の売上げを目指した取組　

2 主要病害虫のIPM（総合的病害虫管理）

• UVB（紫外線B波）を活用したうどんこ病の防除
• 高濃度炭酸ガス処理装置と天敵カブリダニを活用したハダニの防除
• 天敵蜂を活用したアブラムシの防除
• 薬剤ローテーション散布によるアザミウマの防除

研究会の様子

今後の予定

「令和5年度第2回スマートイチゴ研究会」

　日時：令和5年7月12日（水曜日）午後1時30分から

　場所：藤枝市青南町2－5－1（現地ほ場）

　内容：（1）大規模経営体における作型組合せ

　（2）早期定植、夜冷育苗、クラウン冷却

　（3）過去5年間の花芽分化状況

 

志太榛原農林事務所は、今後もイチゴ生産者の所得向上を支援していきます。