牧之原農業用水の水管理システムを更新しました
牧之原農業用水は、島田市外4市にわたる牧之原台地の茶園、砂丘地の普通畑など約5,000ヘクタールに対し、水を供給する多目的かんがい用水です。(畑地かんがい、病虫害防除、施肥、凍霜害防止、塩害防止)
大井川上流の長島ダムを水源とし、中部電力川口取水工から農業用水として最大3.045m³/sを取水し、大井川サイホン及び導水路を経て、牧之原揚水機場から金谷吐水槽に揚水し、受益地内に樹枝状に施工された管水路約86kmにより送水されています。
これらの地区全域の水利システムを円滑に運用するため、牧之原地区では水管理システムを導入し、調整水槽の水位・流入弁開度、流入量監視制御を中心に、揚水機場のポンプの運転、川口取水工ゲート操作を集中管理しています。
水管理システムは、前回の更新から10年余りが経過し、システム全体の劣化や故障等の不具合の増加、機器メーカーの保守限界等、突発事故発生時の対応が懸念されたことから、令和4年度から令和5年度にかけてシステムの更新を行い水管理がさらに円滑に行えるようになりました。
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