美しい自然環境を次世代に引き継ぐために~榛原ふるさとの森の自然共生サイト認定取得~
「30by30(サーティ・バイ・サーティ)」をご存じでしょうか。これは2030年までに陸域と海域の30%以上を健全な生態系として保全することを目指す国際目標で、生物多様性の損失を食い止め、回復させる「ネイチャーポジティブ」を実現するための中核的な考え方です。
環境省では、令和5年度から、民間の取組等により生物多様性の保全が図られている森や里地里山、都市緑地などを「自然共生サイト」として認定する制度を開始しました。さらに、令和7年4月には地域生物多様性増進法が施行され、自然共生サイトは法制度として位置付けられ、ネイチャーポジティブの実現を後押ししています。
富士山静岡空港に隣接する「榛原ふるさとの森」は、約25haの里地里山において、多様な生き物が生息できる環境の保全・再生に取り組んでいます。平成19年度に県有自然ふれあい施設として開園して以降、地域のボランティア団体と連携し、近隣の幼稚園や小学校を対象に、里地里山の自然を活かした森林環境教育プログラムを提供しています。
昨年9月には、二次的自然環境に特有の生態系が保たれていることや、在来種を中心とした多様な植物相、希少な動植物の生息・生育の可能性などの価値が認められ、県有施設として初めて「自然共生サイト」に認定されました。
この認定を契機に、周辺市町と連携した自然体験プログラムの充実や、森林環境教育指導者の育成など、更なる活用が期待されています。県では、美しく豊かな自然環境を次世代へ引き継ぐため、関係者と連携しながら、自然共生サイトの拡大に取り組んでまいります。
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