杉山メディアサポート株式会社その7

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ページID1078906  更新日 2025年12月26日

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こんにちは、第12期生の吉田です!
杉山メディアサポート株式会社さんへの取材の続編です。
宇佐美さん、高倉さんが働く、杉山メディアサポート株式会社さんは、市役所、病院、学校など、公共向けの印刷物を多く手がけています。そのため、子どもから高齢者まで、幅広い年代の人々に情報を正しく伝える必要があり、そこでMUDの知識が大いに活かされているそうです。
例えば、市役所や病院のように情報の正確さが重視される印刷物では、「何を伝えるか」が明確に伝わるデザインを心がけています。一方で、音楽イベントやカフェのポスターなど、雰囲気を重視する媒体では、ぱっと見たときの印象を大切にしたデザインを行っているとのことです。
MUD的な「見やすさ」と、印刷物としての「装飾性」とのバランスは、その印刷物が使用される場面やターゲットによって調整しており、最終的なデザインはクライアントと何度も話し合いながら決定しているそうです。
そして、実際に街中で掲示されているポスターやチラシも見せていただきました。銀行の広報チラシ(写真:1枚目)では、似た彩度の色が隣り合っているところで、白の縁をつけることで2つの色が同じように見える方にわかりやすく見てもらえるようなデザインをされたそうです。色覚障がいを持っている方だけでなく、健常者にも見やすいチラシを作る工夫がされていて驚きました。また、高校生を主なターゲットとした音楽イベントのもの(写真:2枚目)では、文字を極端に大きくせず、第一印象を重視してデザインされていました。音楽を始めようとする若い人たちに向けた内容であることが伝わりやすく、ジャンルだけでなく、日時や会場といった必要な情報もきちんと伝わるデザインだと感じました。情報を重視したポスターでは、「何を伝えたいのか」がはっきりと分かり、雰囲気を重視したポスターでは、そのイベントの空気感が伝わる、わかりやすいデザインになっていました。

写真:杉山メディアサポート株式会社

写真:杉山メディアサポート株式会社

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