杉山メディアサポート株式会社その8

こんにちは、第12期生の吉田です！
杉山メディアサポート株式会社さんへの最後の取材記事です。
MUD協会が運営しているMUDコンペティションの第13回で佳作を取られた作品を見せていただきました。（写真：1枚目）この作品はアウトドアブームだった時に、あるドキュメント型のバラエティ番組から着想を得たそうです。楽しく学べる教育材料として様々なMUDに配慮されてることが伝わってくる作品でした。まず、外国人でも、日本にいる危険な生き物のことが学べるように英語で説明がついています。英語の他にもポルトガル語や中国語といった多言語に対応するように考えたそうです。全ての言語をまとめようとすると、1枚のカードに情報量が多くなり、情報が見えにくくなることを避けるため、1枚のカードには日本語＋他言語という形になりました。さらに、ピクトグラムが使われているので、日本語がわからなくても一目見ただけでそのマークが何を表しているのかを伝えることができます。そして、色覚障がいの方の見え方にも配慮し、色覚シュミレーターを使って、色のコントラストの面を工夫したとおっしゃっていました。
最後には、事務所の隣にある、印刷工場を見学させていただきました。今回取材させていただいた丸塚営業本部の他に、新都田工場もあります。新都田工場では平板印刷でパンフレットやチラシなど印刷し、丸塚の方では大量に、早く印刷したいものをアルミ版で印刷するそうです。気温や湿度によってインク乗りが違うので、試し刷りは1枚ではなく、何枚も刷ってから出荷用として使えるということに驚きました。
以上で、杉山メディアサポート株式会社さんへの取材記事は終わりです。
 UDの中でも特にメディアに注目したMUD。今回の取材の中で新たな知識と考え方を学ぶことができました。今後の活動にも活かしていきたいです。