UDプラスinはままつパーソナルモビリティ体験展示会その4
UD特派員の渡部清花です。
株式会社榛葉鉄工所さん
会場でも目を引いていたこの乗り物!
ご存知の方、いらっしゃいますか?
ハンドサイクル、もしくはハンドバイクと呼ばれる乗り物。
「上肢が機能していれば駆動および操作をすることができるため、健常者だけでなく下肢に障害があっても乗ることができる」とのこと。
パラリンピック種目でもあるんです。
さて、気になって調べてみてしまいました。
ハンドサイクルの歴史
1990年初期にヨーロッパに広まって以降、1993年のスイスで公式レースが初めて開催され、1995年以降からヨーロッパ・アメリカともに開催回数が増加していった。ハンドサイクル単独のレースの他、マラソン競技の車いすの部と同様に、一般選手より先にスタートする方式でレースが開催されている。
パラリンピックにおいては、2004年のアテネで男子の参考種目として競技が行われ、2008年の北京から男女の正式種目として採用された。車いすマラソンの世界記録保持者であるハインツ・フライも北京パラリンピックのハンドサイクルのタイムトライアル競技で金メダルを獲得している。
「軽くて強い」が大切なこのハンドサイクル。
いまはヨーロッパの国のメーカーが主流だそうですが、「Made_in_Japanでレースに出たい」という選手の声もあるそうです。
ここでも、印象に残った言葉がありました。
「病院や福祉、障がいというイメージがどうしても先行して狭くて閉じられた世界に感じられてしまう分野かもしれないけれど、デザインを通して、明るく、親しみやすくしていきたい。その一端を担えたら。」
東京パラリンピックでのハンドサイクルは、made_in_Japanを観られるのでしょうか・・・!?
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