UDプラスinはままつパーソナルモビリティ体験展示会その5
UD特派員の渡部清花です。
ヤマハ発動機株式会社さん
二輪で有名なヤマハさんですが、車イスも二輪の仲間です。
現在、20人ほどのチームで、車イスの部署を進められているそうです。
車イスなどのパーソナルモビリティの機能の重要性と共に、インフラの重要性についてもお話をしてくださいました。
「どんなに機能がすぐれた車イスに乗っていても、道がぼこぼこでは進めない。すぐ近くなのにたどり着けないんです。」
インフラとセットで、一気にすべては無理かもしれないけれど点と点をつなぎながら、利用者の視点でユニバーサルデザインを進めていきたい、とおっしゃっていました。
ビジネス面で福祉用具に関わるということ。
そしてそれぞれの声にどこまで耳をかたむけられるか・・・
ドイツでの印象的な場面についてお話を聞かせてくださいました。
「路面電車に乗っていたとき、車イスの人がいたら普通の乗客たちが乗り降りに自然と手を貸していました。日本ではバスの運転手や電車の駅員が手伝っているところはたまに目にします。でも、本当は駅員さんでなくても誰が手を貸したっていいのです。インフラだけでなく、ハート面も考えていかないといけないと実感しました。」
電動車イスもまだまだ進化を続けそうです。
わたしたちひとりひとりも、日本社会も、どんどん進化していく必要がありそうです。
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