UD実践セミナーその4
UD特派員の諸見里です。
皆さんは『クロックポジション』というものをご存知でしょうか?
『クロックポジション』とは、卓上のものや料理を置いた場所などを、時計の文字盤に例えて知らせる手段のことです。
本人から見たときの時計の短針を想定し、「2時の方向に飲み物があります。」といったように説明します。
建築物が法律でユニバーサルデザインになっても、公平な情報とサービスを提供できるようになっても、目や耳に障がいを持っている方々には人のサポートが必要です。
しかし、私たちが小学生の頃にこのような特性を持った方と関わる機会が無かったため、目や耳が不自由な方をガイドするための十分な知識が無かったり、何に困っているのかが分からず、サポートしたくてもうまくサポートできないという問題が発生しています。
私もサポートの方法を全く知らない一人なので、障害を持っている方も気持ちよく快適に暮らせる社会を作るためにもっとこのような案内の仕方やされて嬉しい対応の仕方について学びたいと感じました。
また、小さい頃から多様な特性を持っている方と一緒に過ごすことが当たり前な社会作りが、これからとても重要になっていくのではないかと考えます。
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