第41回国際福祉機器展(柴田特派員)その4
UD特派員の柴田萌です。
福祉関連機器の展示会としてアジア最大規模をほこるこの機器展は今回で第41回目を迎え、585社・団体(うち海外15か国55社)の福祉関連企業が約2万点もの製品・サービスを出展しました。
累計来場者数は12万人にものぼり、その注目度の高さが感じられました。
突然ですが、「あるテク」って知ってますか?
展示だけでなく、さまざまな内容のセミナーや講座も開かれました。
私が受講した講座は、身の周りに「あるテクノロジー」(略して「あるテク」)を使って生活をより豊かにするというテーマのものがありました。
例を出すとスマートフォンが挙げられます。
近年、大幅に普及したスマートフォンですが、隠された機能を皆さんは使っているでしょうか?
取扱説明書には詳しくは書かれていないけれど、知っていると便利なものがいくつもあります。
特に、Apple社の製品はアクセシビリティが充実していて、画面に出ている文字を音声で読み上げる機能、色覚を調節するもの、漢字の読み・意味を教えてくれるものまで、実にたくさんの人に対応できる作りに、もとからなっているのです。
アプリと連動させればその可能性はどんどん広がっていきます。
人種や障害の有無も飛び越えてコミュニケーションエイドとして役立つでしょう!
もし自分の身体が急に動かなくなったら・・・
用途に応じた専門の製品を買う前に、「あるテク」を使って試してみることも大切なのだと思いました。
使う人や状況に応じてその姿を変える「スマートフォン」も立派なUDなのではないでしょうか。
国際福祉機器展を終えて学んだことを大切にこれからも頑張っていきたいと思います!
以上、柴田からの報告でした。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
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