第41回国際福祉機器展(柴田特派員)その2
こんにちはUD特派員の柴田です。
10月1日~3日に開催された第41回国際福祉機器展で見つけた、UDについて報告をしたいと思います。
<ありがとうシリーズ(洗濯ばさみ)>ImageCraft株式会社さん
みなさんはピンチハンガー(洗濯バサミがたくさんついてるアレ)で洗濯物を干す時どんな手順で行っていますか?
- 片手で洗濯物を持つ
- 反対側の手で洗濯ばさみを摘まんで開かせる
- 洗濯物のはしを挟む
という動作を私はしています。
ImageCraft株式会社さんの「ありがとうシリーズ」は2.の動作を省略してしまうのが特徴のランドリー商品なのです!!
シリーズの洗濯バサミ(正式には「ありがとうクリップ」と言うそうです。)の仕組みは、洗濯バサミを開くとバネの力の支点が移動して、指を離しても開いたままになるのです!
一般の洗濯バサミは、開いても指を離すと、当然閉じてしまいますよね。
この構造を利用した「ありがとうシリーズ」では、開いたままの洗濯ばさみに洗濯物の端をセットし、親指と人差し指の二本の指でつまみを閉じて固定!
つまり、片手で洗濯物が干せるようになるのです!
さらに、開く動作を複数の洗濯バサミに連動させたバーを着けることで、同時に複数の洗濯バサミが開くので、一気に洗濯物が外せられるようになっているのです。
これで洗濯物の取り込む作業も楽になります。
また、クリップがひもや鎖などで繋がれているのではなく開閉バーに固定されているので、机の上に置いた状態でも洗濯物を挟む作業が可能です。
なので、腕などに障害がある方でも、負担なく洗濯物を干すことができるのです。
室内でドアや壁際でも水平に干せるようなフックの作りや、折り畳んでも洗濯バサミ同士が絡まずスムーズに開閉出来るなど、ほかにもたくさん驚くべき機能が備わっていて、モノづくりに対する熱意とこだわりが感じられるシリーズでした。
全てお伝えしたいのですが、長くなってしまうのでこれくらいにしておきますね。気なる方は是非チェックしてみてください!
時間に追われる主婦の方、腕が麻痺していて思うように動かない方、洗濯が面倒だと思っている方、さまざまな人たちがこのシリーズの魅力に気づくでしょう。
わたしも思わず購入してしまいました。
なお、会場は撮影禁止でした、、、なので、パンフレットを掲載します。
このページに関するお問い合わせ
くらし・環境部県民生活局県民生活課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3341
ファクス番号:054-221-2642
shohi@pref.shizuoka.lg.jp