しずおか文化財ナビ 半兵衛奥古墳出土壷鐙一対 附馬具一括

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ページID1021138  更新日 2023年11月4日

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よみ
はんべいおくこふんしゅつどつぼあぶみいっつい つけたりばぐいっかつ
指定区分、指定種別
県指定/有形文化財 ・ 考古資料
指定日
1977年3月18日
員数
一般公開有無
公開情報
休館日:土曜・日曜日、祝日、年末年始 午前9時-午後4時30分

文化財の説明

【指定資料】 金銅製で保存状態も良く、県内では類例の少ないものであり、終末期古墳の性格を特徴づける重要な資料である。
【紹介資料】 壺鐙法量 (高さ)18.0cm (深さ)15.5cm 古墳時代
鐙は、乗馬の時に足を懸ける馬具。壺鐙は、足先を入れる「壺」がついたもの。この半兵衛奥古墳のものは、鉄の縁金具に金銅製の壺部をはめ込み、銅の釘で留めてある。この豪華な壺鐙を中心に、内容豊富な馬具を一括して附指定とする。
開墾中に横穴式石室より出土したものと伝えられ、一緒に出土した須恵器の年代から7世紀後半のものと考えられる。このような馬具を副葬品とした古墳の主の性格を、馬具たちがよく語ってくれる。
本遺物の出土遺跡である半兵衛奥古墳は、静岡市幸庵新田、安倍川に面した丘陵上にある。
(静岡市教育委員会1993『ふるさと静岡県文化財写真集3 彫刻・工芸品・歴史資料・考古資料編』より)

このページに関するお問い合わせ

スポーツ・文化観光部文化局文化財課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
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