しずおか文化財ナビ 手もみ製茶関係器具類

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ページID1021152  更新日 2023年11月4日

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よみ
てもみせいちゃかんけいきぐるい
指定区分、指定種別
県指定/民俗文化財 ・ 有形民俗文化財
指定日
1964年10月6日
員数
13件38点 付1件
所在地
静岡県島田市金谷富士見町3053-2 ふじのくに茶の都ミュージアム菊川市倉沢1706 静岡県農林技術研究所茶業研究センター
一般公開有無
駐車場の有無
公開情報

所有者情報

  • 公益財団法人静岡県茶手揉技術保存会
  • 〒420-0005 静岡県静岡市葵区北番町94

文化財の説明

【指定資料】 (一)茶葉の蒸器(二)さまし台(三)せいろう(四)湯通し器具類(五)ほいろ(六)バスケ(七)板こくりの板(八)ポン(九)再製用篩(十)箕(十一)茶がめ(十二)茶輸出用容器(十三)手もみ流派の旗 十三件三十八点 (附)記録映画「手もみのお茶」一件二点
手もみ製茶に使用されたもので現在は使用されていないが本県とはとくに関係も深く、器具類の製法もすでに廃絶しているので、保護する必要がある。
【紹介資料】 県茶手揉保存会が収集した手もみ製茶関係の器具は20件39点に及び、その内容は茶葉の蒸器、冷し台、セイロー、湯通し器具類、焙炉、板コクリなどの他茶生葉の摘み取りから手揉製茶の一貫作業を全盛当時そのままの姿を克明に収録した映画フィルムもある。
製茶の場となるホイロ場は何台ものホイロが並び炭火がたかれる。風が入って葉が感想すると品質が落ちるので、ホイロ場はたいへんな熱気だった。1ホイロに約4キロ程の生葉を約2時間半程で仕上げる。これを3ホイロで1人前だった。当時のお茶師さんたちの汗と茶渋が製茶器具に染みついている。
(静岡県教育委員会1994『ふるさと静岡県文化財写真集4 民俗文化財・無形文化財編』より)

地図情報

地図

このページに関するお問い合わせ

スポーツ・文化観光部文化局文化財課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3183
ファクス番号:054-250-2784
bunkazai@pref.shizuoka.lg.jp