長田さん(静岡東高校 カナダ)
多様性と向き合うカナダの取組から学び、静岡でLGBTQが受け入れられ、誰もが自分らしく生きる社会を実現するための方法とは何か?
留学情報
- 留学国
- カナダ
- 期間
- 令和7年7月29日〜令和7年8月15日
探究活動のテーマ
多様性と向き合うカナダの取組から学び、静岡でLGBTQが受け入れられ、誰もが自分らしく生きる社会を実現するための方法とは何か?
留学内容
私はLGBTQをテーマにカナダ・トロントへ留学し、語学学校に通いながら探究活動を行いました。公園での意識調査では、日本での調査より「自国はLGBTQの人々にとって住みやすい国だと思う」と答える人が多く、また学びの場については「友達から」が多いことから、LGBTQが日常に浸透していると感じました。さらに、差別の歴史から生まれたダンスである「ワック」を体験するためにスタジオに通いました。そこでは全ての人が自由に自分を表現していて、とても心地良い空間でした。街中に掲げられたレインボーフラッグからも、社会全体の寛容さを実感しました。
留学して良かったこと

語学学校で行われた「タレントショー」という、文化祭の有志ステージのようなイベントに参加しました。参加者は歌を歌ったり、踊ったり、特技を披露したりと実に様々で、私は椎名林檎さんの曲に合わせてダンスを披露しました。実は、直前まで「うまくいかなかったら恥ずかしい」と不安で、辞退しようかと迷っていました。しかし勇気を出して舞台に立つと、観客には同じクラスの仲間だけでなく、様々な国や年代の人がいて、日本の曲にも関わらず皆が一緒に楽しんで盛り上げてくれました。その結果、私は優勝を勝ち取り、豪華景品までいただくことができました。嬉しかったのはそれだけでなく、その日から多くの人に「おめでとう」「かっこよかったよ」と声をかけてもらえたことです。ダンスを通じて言語を超えて繋がることができた喜びと同時に、チャンスを自ら掴みに行くことの大切さを強く感じました。
留学中に苦労したこと
留学中に一番大変だったのは、初日にダンススタジオへたどり着くことでした。レッスン開始時間が迫る中、本来すぐ近くにあるはずの建物を見つけられず、不安と焦りで胸がいっぱいになりました。何度も「どうしよう」と迷いましたが、思い切って通りすがりの人に声をかけることにしました。勇気を出して聞くと、皆が親切に道を教えてくれ、その温かさに励まされながら無事に目的地に到着することができました。この経験から、困ったときは迷わず助けを求める勇気が大切だと学びました。
留学で一番印象に残っていること

留学で最も印象に残っているのは、トロントで受けたダンスレッスンです。そこでは生徒一人ひとりが、自分にできないことを恥ずかしがらずに、素直に質問している姿がとても印象的でした。日本では周囲に合わせがちで、分からないことを口にするのは恥ずかしいと考えられやすい雰囲気があります。しかし、トロントでは誰もが自分の疑問を率直に伝え、周りもそれを自然に受け止める空気がありました。そのストレートな姿勢がとても心地よく、学びに向き合う姿勢として大切だと感じました。
留学経験を活かして、今後やってみたいこと
トロントで印象的だったのは、街のあらゆる場所に掲げられていたレインボーフラッグです。お店の入口には「誰でも歓迎」と書かれた旗が多く貼られており、それだけで受け入れられている安心感が生まれると感じました。日本ではレインボーフラッグを日常的に目にする機会が少ないのが現実です。今後は留学経験を活かし、レインボーフラッグをもっと取り扱いやすい形で配布し、身近なお店から多様性を認める空気を広げていきたいです。
今後海外留学する高校生に向けたメッセージ
私は高校3年生でトビタテに応募し、留学しました。正直不安はありましたが、留学を終えた今、この夏得たものは誰よりも価値のある時間だったと胸を張って言えます。幼い頃から海外への憧れはあり、大学生になったら留学したいとなんとなく思っていました。高校生になってこの事業を知り、高校生のうちに留学をしている人がこんなにも沢山いることに驚きました。まずは勇気を出して、一歩踏み出してみませんか?その先には沢山の仲間と一生の思い出が待ってます!
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