下位さん(浜松西高校 イギリス)
浜松市で、誰もが手ごろな運賃で、気軽に利用できる公共交通を実現させるためには?
留学情報
- 留学国
- イギリス
- 期間
- 令和7年7月20日〜令和7年8月10日
探究活動のテーマ
浜松市で、誰もが手ごろな運賃で、気軽に利用できる公共交通を実現させるためには?
留学内容
利用者の減少により減便と運賃値上げを繰り返す地元の地域公共交通の現状を変えたいと思い、東京以上の利用者を抱えるロンドンバスの探究をするべく、留学に挑戦しました。
ホームステイ先と語学学校の間はほぼ毎日、3時間ほどかけて往復し、バスの設備や利用者の傾向など、多くの要素を研究しました。
さらに、ホームステイ先での生活や、語学学校での学習のなかで、英語力を向上させるとともに、日本とは全く異なる文化との交流を深く楽しむことができました。
留学して良かったこと
語学学校で学習したり、各国から集まる他生徒と話したりして、日本の価値観や考え方が、世界の当たり前ではないのだと気づけたことです。学校の授業では、開始時間までにクラス全員が集まることはなく、授業中でも雑談をしたり、トイレに行ったりするのは当然のように行われていて、それが良いか悪いかは別問題として、やはり日本の方式は世界全体のものではないのだと身をもって感じました。
留学中に苦労したこと
一つ目は、現地での探究のために用意していたオンラインアンケートのQRコードが正常動作しなくなったことです。学校で声をかけて、アンケートへの協力を依頼するのですが、QRコードを読み取ってもらっても、サイトが表示されなくなってしまい、回答を受け付けられない状態になってしまいました。
二つ目は、言語や文化の違いによる壁です。英語はある程度聞き取ることはできましたが、やはりすべてを理解するのは難しかったです。また、ホームステイ先での生活様式も、日本とはかなり異なる部分が多く、慣れるのには少し時間がかかりました。
留学で一番印象に残っていること
ホームステイ先の同じ部屋で暮らしていたフランスからの留学生と、たくさんの話を交わしたことです。非常に遠く離れたところで暮らしていた自分たちが、英語という架け橋によって、お互いのことを理解できるようになったのには本当に感動しました。
留学経験を活かして、今後やってみたいこと
「地域の人々の足」として機能しうる公共交通網の維持に貢献していきたいです。
いまの浜松市の現状は、人々の移動のうち、公共交通機関が担っている割合が低い、自家用車ありきの都市構造です。しかし、社会には様々な事情のために、車を運転できず、公共交通を生命線として頼っている人々も多くいます。そういった人を含め、この町に住むすべての人が、滞りなく気軽に利用できる公共交通網を築いていけるよう、取り組んでいきたいです。
今後海外留学する高校生に向けたメッセージ
僕はトビタテに応募する前、留学に行くか行かまいか、本当に長い期間悩みました。行くと決めた後も、英語社会で過ごせるのか、探究活動がうまくいくのかなど、非常に多くの不安に駆られました。
いま留学に興味を持った人のなかには、不安から、最後の決断を下しきれない人も多いかと思います。それでも、その決断の先には、思い描けないほどの濃密な時間が待っています。
これからトビタツ皆さんのチャレンジを、心から応援しています!
このページに関するお問い合わせ
教育委員会教育政策課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3168
ファクス番号:054-221-3561
kyoui_seisaku@pref.shizuoka.lg.jp

