菅ヶ谷さん(藤枝明誠高校 オランダ)
違いを楽しめる社会へ!多文化共生のカギとは?
留学情報
- 留学国
- オランダ
- 期間
-
令和7年8月2日〜令和7年9月5日
探究活動のテーマ
違いを楽しめる社会へ!多文化共生のカギとは?
留学内容

私は、移民が多く暮らす地域で「移民はどのように新しい土地で生活を築き、どのように言語を習得していくのか」について調査を行いました。
オランダには古くから多くの移民が住んでおり、永住権を取得するためには「市民化テスト」と呼ばれる制度があり、それがオランダを選んだきっかけになりました。また、移民が到着直後に入居できる専用施設もあり、それぞれの仕組みについて探究しました。私自身も現地の語学学校に通いながら生活し、移民支援の現場を観察するとともに、中東やアジアから来た難民の方々にインタビューを行いました。さらに、オランダではなぜ英語教育が非常に進んでいるか、移民が新しい社会に溶け込みやすい環境がなぜ整っているのかを考えてきました。
留学して良かったこと

アムステルダムでの一人暮らし、電車での一人移動など、聞くと少し恐ろしく感じますが、「悪いことなんて全然なかった」と言えるほど、すべてが充実した1ヶ月間でした。
この経験は、「海外留学」という言葉だけでは言い表せないほど、自分の将来や成長に深くつながるものでした。自己判断力、異なる背景を持つ人との関わり、そして自立心、この留学を通じてそれらすべてを高めることができました。
その中でも特に大きな学びは、「他人の視点を理解しようとする姿勢」です。
私は将来、世界的に活躍したいと考えています。そのため、今まで出会ったことのない国々の人と出会い、多様な考え方に触れられたことを本当に嬉しく思いました。
留学中に苦労したこと
私は元々何事にも挑戦する性格で、やる前から怖がることはあまりありませんでした。しかし、そんな自分でも、アムステルダムでの2週間のホテル暮らしでは本当に試されました。ホストファミリーと別れた瞬間、急にすべてが怖く感じられ、トラムでの支払い失敗や乗り換えミス、時間をうまく使えなかったりと、思うようにいかないことばかりでした。それでも、それらを「失敗」ではなく「学び」として受け止め、「無理をしない自分でいること」の大切さを学びました。この経験のすべてが留学を彩る大切な思い出になりました。
留学で一番印象に残っていること

オランダの田舎の景色、アムステルダムの町並み、周りにいる9割の人々が日本人ではないという背景が未だに頭の何処かで輝いています。留学する前はアジアから出たことがないことで、ヨーロッパに初めて行って、オランダは自分の探究にぴったりな国であり、更に、ヨーロッパ文化を体験する適切な国だと思います。探究面では、ニュースでしか知らなかった「難民問題」について、実際にその当事者の方々から直接お話を聞くことができました。その経験はとても衝撃的で、新しい視点を得るきっかけになりました。つき加えて、日本の「平和さ」や「安全さ」に改めて気づかされる瞬間でもありました。
留学経験を活かして、今後やってみたいこと
私は日本語・英語・インドネシア語を話すことができるので、その強みを生かして、外国人と日本人が気軽に交流できるイベントを開いたり、互いの文化を紹介し合える場を作ったりしてみたいと思っています。将来は、研修生や留学生など、日本で生活する外国人を支援する活動にも関わりたいです。さらにその先には、NGOや国連のような国際的な組織で働き、世界を舞台に活躍していきたいと考えています。
今後海外留学する高校生に向けたメッセージ
たとえ皆さんの探究テーマがどんなにシンプルでも、それは将来の大きな一歩につながるかもしれません。自分のテーマに自信を持ってください。研修で他人と比べる必要はありません。何百人の中から選ばれた自分を信じて、探究を通して新しい自分と出会ってきてください。
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