上野さん(静岡英和女学院高校 カナダ)
カナダから学ぶオーバーツーリズム対策〜静岡の未来を守るために〜
留学情報
- 留学国
- カナダ
- 期間
- 令和7年7月28日〜令和7年8月16日
探究活動のテーマ
カナダから学ぶオーバーツーリズム対策〜静岡の未来を守るために〜
留学内容

静岡県は、富士山周辺や伊豆などではオーバーツーリズムが深刻化していますが、一方で人気が乏しく過疎化している地域もあります。この2つの問題どちらも解決するために必要なことを留学で探究しました。ttcという現地の公共交通機関や国立都市公園、Destination Toronto という観光局にインタビューさせていただきました。ttcへのインタビューでは、どれだけ遠くへ行っても運賃が一律なことに驚きました。これは観光客が次の観光地へと移動することを促していると思います。運賃が一律なら、コストを気にせず移動できるからです。これは、静岡の日帰り旅行者が多いという問題を解決するヒントになるかもしれないと思いました。また、他のインタビュー先からは観光客数の管理方法や観光プランを作成してくれるAIについて知ることができました。
留学して良かったこと

友達ができて、お互いの文化や言語を教え合いました。サウジアラビアの子からは宗教や食文化のこと、メキシコの子からはスペイン語の表現、スイスの子からは多言語環境で育ったエピソードなど、どれも新鮮で刺激的でした。特に印象に残っているのは、日本語の特徴を説明したときのことです。スイスの子に「日本語は縦書きでも横書きでも読める」と伝えたら、とても驚いていて、私にとって当たり前のことが他の国の人から見ると不思議なんだと気づきました。こういう小さな気づきの積み重ねが、自分の文化を改めて理解するきっかけになったと思います。
留学中に苦労したこと
探究活動のインタビューでは、皆さんとても親切で高校生の私の話にも耳を傾けてくださり、わかりやすく熱心に説明してくださいました。質問したいことは事前に英語に訳していたので困らなかったです。しかし、答えてくださった後に新しく聞きたいことができても、英語力が足りず聞けないことがありました。ただ答えを聞いて頷くことしかできなかったのは、とても悔しかったです。
留学で一番印象に残っていること

公園で行った街頭アンケートでは、富士山を知っている人はたくさんいたのですが、静岡という地名を知る人はほとんどいませんでした。ホストファザーとホストブラザーは、レーシングカーを見るそうで、よく会場になる静岡を知っていました。海外での地元の知名度の低さを改めて実感したと共に、留学での学びを活かして海外の方にも静岡を認知してもらえるよう、留学後も活動していきたいとより強く思うようになりました。
留学経験を活かして、今後やってみたいこと

海外での静岡の知名度を上げるため、インスタグラムで静岡の魅力を英語で発信していきたいと思います。静岡は富士山や伊豆の温泉地だけでなく、他にもたくさんの見所があることを知っていただきたいです。加えて、魅力だけでなく観光する際に守ってほしいマナーなどについても発信していく予定です。また、トビタテ留学に興味を持っている方のサポートをしたいと思っています。私は、トビタテに応募するとき、先輩トビタテ生にプレゼンを見て貰いました。的確なアドバイスをいただくことができ、このときの練習が自信に繋がりました。私も先輩のようにトビタテ留学に興味を持っている方の力になりたいです。
今後海外留学する高校生に向けたメッセージ
知り合いがいない言葉や文化も違う新しい環境での生活は、最初は戸惑いや不安があるかもしれません。でも、それ以上に大きな出会いや発見が待っています。言葉や文化の壁を越えて、多様な価値観に触れることで、自分の世界が広がります。失敗を恐れず、わからないことは素直に質問し、一歩ずつ経験を積み重ねてください。その過程で得られる成長や自信は、一生の財産になるでしょう。留学をすると決めたあなたのその勇気に誇りを持ってください。あなたの挑戦を心から応援しています!
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