パワー防錆NKRN-66
- 登録番号
- 1806
- 登録番号(NETIS)
- KT-240025-A
- 評価結果
- レベル2
- 区分
- 材料
- 新技術名称
- パワー防錆NKRN-66
- 副題
密着成分を超微粒子に改良した変性エポキシ樹脂防錆補修剤
- 従来技術名称
- 断面欠損補修(溶接後重防食塗装)
- 問い合わせ先
鈴与商事株式会社
054-663-9281- 概要
- 何について何をする技術なのか?
腐食または断面欠損した金属面を、従来の密着成分粒子300~500μmから100nm以下の超微粒子に改良した変性エポキシ樹脂防錆剤で補修する技術。 - 従来は、どのような技術で対応していたのか?
断面欠損した鋼構造物の部位に金属の当て板を溶接しその上を重防食塗装で補修していた。 - 公共工事のどこに適用できるのか?
- 鋼構造物補修工事
- 鋼製配管補修工事
- 橋梁補修工事
- 橋脚補修工事
- 横断歩道橋補修工事
- 標識・照明柱の補修工事
- その他
従来の密着成分を100nm以下の超微粒子にすることで、被塗面と接する面積が増大し、深部に浸透することで錆の状態が「点錆が進行し、こぶ状態」になっても「活膜を残し、それ以外の不良部を除去」すれば、水と酸素による酸化還元反応や電気化学反応を阻止できる
- 何について何をする技術なのか?
- 活用に当たっての留意事項
- 設計時は、取扱説明書により設計を行うこと。
- 臨海塩害地域、工業地域、都市一般地域などの地域的条件、新設・補修などの現場条件により塗膜量が異なるため、設計時には必ず当社技術に問い合わせること。
- 浮き錆は、ハンマーリング等で除去し錆面全体を4種ケレン以上の素地調整をすること。
- 被塗面に油分、汚れ、水分、ホコリなどがある場合は完全に除去すること。
- 塗料は施工条件チェックシートに従い準備すること。
- 主剤と硬化剤は3:2(重量比)の割合で混合し、電動ミキサーなどで2分程度よく混ぜ合わせること。
- 塗料は1時間程度で使い切る量を混合すること。
- 鋼板に錆穴がある場合は、本製品を含侵したファイバーグラスクロスを被塗面に貼り付けること。
- 塗装は刷毛・ローラーをよくしごいてから使用すること。
- 乾燥厚膜は500μm程度を目安とすること。
- 10℃以下の環境下で硬化剤を混入後した場合、硬化反応中に塗膜表面に結露・湿気が加わるとブラッシング現象を引き起こす事があるので、30分程度熟成時間をとること。
- 上塗り行う場合は、16時間以上の養生時間をとること。
- 適用可能な箇所
(適用できる条件)
- 自然条件:被塗面の温度が10℃以上、湿度80%以内の環境下で施工すること。
- 錆面、溶融亜鉛メッキ鋼板、アルミニウム、ステンレス、旧塗膜
- 新技術概要説明資料
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このページに関するお問い合わせ
静岡県建設技術監理センター
〒421-0122 静岡市駿河区用宗1丁目10-1
電話番号:054-268-5004
ファクス番号:054-258-6030
maetouroku@pref.shizuoka.lg.jp