FAITH 21 ADVANCE
- 登録番号
- 1758
- 登録番号(NETIS)
- CB-220015-A
- 評価結果
- レベル1
- 区分
- 工法
- 新技術名称
- FAITH 21 ADVANCE
- 副題
防錆水性コート材
- 従来技術名称
- エポキシ樹脂 弱溶剤フッ素系塗料
- 問い合わせ先
株式会社 フェイス21
053-462-8883- 概要
- 何に対して何をする技術なのか。
ADVACEは無機系防蝕材料であり、塗布直後はもとより、長時間にあたり強アルカリ性(12.5PH)を維持することにより赤錆(酸化鉄)を黒錆化(安定錆)に変換することにより1種ケレン相当の力を発揮します。 - 従来はどのような技術で対応したのか
従来の防錆の技術としては、鋼構造表面に有機塗料を塗るのが一般的で特に腐食性が激しいところに対しては、フッ素系の耐候性に優れた有機溶剤を使用する。また、下塗り材としては、亜鉛を含む(ジンクリッチ)等をよく使用されることが多い。ケレンも1種ケレン(ブラスト)を推奨していました。 - 公共工事のどのようなところにつかえるのか
橋梁構造物にうち、RC構造物では鉄筋の防錆に、鋼構造物では、鋼橋脚、鋼床版、鋼桁、支承、その他構造物全般の長期耐久性の有る防錆に利用できる。また、ADVANCEの高いアルカリ性の為、塗布前の赤錆等の完全除去は必要なく、3種ケレンで十分である。また、塗装下面に残った赤錆は強いアルカリ性の故に安定な黒錆に転換され、(1種ケレン相当の効果である)、それ以降の腐食は進行しない。また、一切石油製品を使用してないので、施工中の溶剤対策は必要ありません。また、日本食品検査センターにより浄水品質検査JWWA規格に合格しており、清流・幼魚場・取水場があっても環境に問題を起こす心配はありません。
- 何に対して何をする技術なのか。
- 活用に当たっての留意事項
- 3種ケレンにて、ADVANCEを3回塗りすれば重防錆工法として港湾、湾岸等の橋梁及び桟橋の錆・腐食等を効果的に抑制することが可能です。
- 1種ケレン(ブラストケレン)を行なわない為、産業廃棄物の処理費が安価で済む。
- 簡単な簡易足場での施工が可能です。
- 適用可能な箇所
- 鋼材表面及びコンクリート表面等に適用範囲となる。
- 塗装前に有機系塗膜が鋼材に十分堅固に接着していれば塗膜を取る必要がない。浮いた塗膜だけを除去すれば良い。(3種ケレン及び2種ケレン程度で良い)
- 新技術概要説明資料
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビ株式会社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
静岡県建設技術監理センター
〒421-0122 静岡市駿河区用宗1丁目10-1
電話番号:054-268-5004
ファクス番号:054-258-6030
maetouroku@pref.shizuoka.lg.jp