実践NOTE590 「静岡県版SELと対話力の相乗効果 ー互いの違いを認め合う学級づくりを目指してー」

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ページID1083219  更新日 2026年6月30日

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「静岡県版SELと対話力の相乗効果 ー互いの違いを認め合う学級づくりを目指してー」

御殿場市立御殿場小学校 教諭 松浦 有加

はじめに

写真:静岡県版SELを実践中の筆者
静岡県版SELを実践中の筆者

 こどもたちは学校生活の中で友達と関わりながら成長しています。その中で、自己理解や他者理解を深め、互いの違いを認め合える関係づくりを大切にしたいと考えました。
 また、安心して自分の考えを伝えたり、友達の思いを受け止めたりする経験は、授業における対話力の向上にもつながると考え、静岡県版SELを取り入れた実践を行いました。今回は、その中から二つの取組を紹介します。

実践(1)『自分のなりたい姿に「わたしの気持ちを伝えよう」』(セルフマネジメント)

写真:グループで気もちすごろくを行う児童たち
グループで気もちすごろくを行う児童たち

 本実践では、同じ場面でも感じ方は人によって異なることや、自分の気持ちを言葉で伝える大切さに気付くことがねらいです。活動では、イラストから感じる気持ちを共有したり、「気もちすごろく」を行ったりしました。すごろくでは、止まったマスの場面に対する気持ちや理由を伝え合います。
 こどもたちは、同じ場面でも友達によって感じ方や理由が異なることに気付き、互いの考えを受け止めながら聞く姿が見られました。振り返りでは、「人それぞれいろいろな気持ちがあることが分かった。」などの声が挙がりました。

写真:気もちすごろく
気もちすごろく

実践(2)『自分も相手も大切に「自分の強みを増やそう」』(自己理解・他者理解)

写真:リフレーミングする活動に取り組む児童
リフレーミングする活動に取り組む児童

 本実践では、弱みをリフレーミングすることを通して、リフレーミングの意義を理解し、自他を肯定的に捉えることがねらいです。活動の始めは「難しい」という声もありましたが、「うるさい」を「明るい」に言い換えるなど、こどもたちは自分たちの言葉で考えを深めていました。
 また、自分自身の弱みについても見つめ直しました。振り返りでは、「弱みも強みに変えられると思うと安心した。」などの声が見られ、自分や友達を前向きに捉える姿につながりました。

おわりに

 学年ごとに提案されている静岡県版SELの実践を通して、今後もこどもたちの関わりや自分自身への理解を深めていきたいと考えています。また、お互いの違いを理解し、認め合える関係づくりを大切にすることで、授業における対話力の向上にもつなげていきたいです。その積み重ねが、こどもたち一人一人の将来を支える糧になることを願っています。

このページに関するお問い合わせ

教育委員会教育政策課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3168
ファクス番号:054-221-3561
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