2022年度働き方改革先進企業(社会福祉法人花草会)

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ページID1059786  更新日 2024年3月14日

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ダイバーシティ経営


介護老人福祉事業

社会福祉法人花草会

写真:株式会社田子の月

所在地

牧之原市道場43

代表者

理事長 三浦 進

業種

介護老人福祉事業

従業員数

103名(男性36名/女性67名)

取り組み

“誰もが働きやすい職場環境”を実現するために

取組のきっかけ

2021年度に県のアドバイザー派遣制度を利用して、女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画を策定し、アドバイザーの助言を基に「誰もが働きやすい職場環境を目指すこと」を行動計画の目標とした。

また、アドバイザーから「誰もが働きやすい職場環境」に取り組む法人であることを社内外にアピールする手段として、「えるぼし」認定を紹介されたことから、認定を目指し取組を進めてきた。2022年度には県のアドバイザー派遣制度のステップアップ支援を活用し、取組の進め方や認定要件の確認・アドバイスを受けた。

取組内容

ハラスメント研修
写真:ハラスメント研修

「働きやすい職場環境」を目指し、2022年4月に全職員を対象に現状把握のためのアンケート調査を実施し、(1)仕事、休暇取得等をはじめとする職場環境、(2)施設内のコミュニケーション、(3)職場のハラスメントについて意見を聴き取った。

アンケート結果を基に、当法人が契約しているカウンセラーを講師に招き、職場のコミュニケーション改善とハラスメント対策をテーマとした職員研修会を開催した。

このほか、介護事業に必要な技術・知識の向上を目的とした職員研修をオンラインで実施し、新型コロナウイルス感染症の影響を受ける中、取組を進めた。

成果・変化

職員アンケートの実施により、仕事のやりがい、休暇の取りやすさ、仕事とプライベートの両立、仕事を進めていく上での支援や協力、人間関係などについて、半数の職員はある程度満足しているが、半数の職員は不満を持っていることがわかった。

不満の内容を見ると、周知不足によるものもあったため、ハラスメントを感じた時、相談窓口となる職員がいることや外部相談窓口があることなど、当施設が相談窓口を設置しハラスメント対策を講じていることを職員へ周知し、未実施のものについては、専門家の意見を聞きながらハラスメントへの対応システムを再構築するなど真摯に対応していくこととした。

今後の展望

(後列左)担当者:事務長 小田 嘉巳 (前列左右)入職者:ベトナム人介護職員
写真:(後列左)担当者:事務長 小田 嘉巳 (前列左右)入職者:ベトナム人介護職員

2023年3月に「えるぼし」認定を申請した。

同じく2023年3月には、初めてベトナム人介護職員2名を正規職員として採用し、今後も採用予定があることから、性別、年齢、国籍を問わず「誰もが働きやすい職場環境」を整えるため、引き続き取組を進めていく。

また、ハラスメント相談を受けた時の対応策を検討するため、

第三者を交えた委員会などの設置を考えている。

※従業員数、担当者の所属・肩書は2023年3月現在のものとなります。

このページに関するお問い合わせ

経済産業部就業支援局労働雇用政策課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2817
ファクス番号:054-271-1979
roudou-koyou@pref.shizuoka.lg.jp